無題

僕だけが遅かった

かけっこもリレーも

そのせいで迷惑をかけた

死ねばいいのか?なんて問いも

 

貴方は小さな部屋で本を読んでいる

同じ本 ずっとずっと繰り返し

それでも口角を少しあげて嬉しそうに

何がそんなに楽しいのか 聞くことさえ出来ずに

 

お洒落な服を自慢してくる

そんな君を見てるのが好きだった

こんな時間がずっと続けばいい

そう思うことが悪いことなの?