2016-07-10 無題 きっと君は僕が嫌いだった それ以上に僕は君が嫌いだった なんて話はどうでもいい 今は目の前にある 紅茶とケーキを楽しんでほしい 綺麗なメイドが給仕をしている ステンドグラスが部屋を彩っている 集められた星のかけらを砕いて また新しい生地を作っては焼いて 最終的に僕らは二度と会うことはなかった 約束なら山ほどあったんだ それは何一つ叶えられず 最後に会った日きっと 貴方は泣いていた