無題

今は誰かに強要されてるわけじゃないし、駄目な日はギターを弾かなくていい。

基本的に、サビ的な歌詞とメロディは一瞬で産み出されて(脳内で自動生成されて)それにギターでコードをつけていく。

大抵ここで悩んでしまうのがリフ的な部分で、ただのコードストロークだと味気ないし、かと言ってギターが弾けるわけでもないのでそこで終了してしまう。

しかもそこで、それこそ強要されてるわけでも、期限があるわけでもないので、曲作りは終了となる。だけどいつか、弾き語りでライブして、またバンドでライブしたいな。

それぐらいの願いは持っていいと思う。もうきっと、誰も俺の声を求めてないし、誰も俺のやることなんて見てないんだから、好き勝手にやっていいと思う。

まあもともと、好き勝手にやればよかったんだけど、結局弱いから人目を気にしていた。

もっと言えば、人目を気にしていることにすれば、人のせいにすれば、楽に逃げられた。

周りが悪い、世間が悪い、世界が悪い、友達が悪いと言って、いつも逃げてきた。

まあ、そんなに誰にも迷惑かかってないし、そもそも迷惑をかけるだけの実力も権力も魅力も何も持っていなかった。それは、俺がそれらを持っていたかったという理想から産まれたんだろう。俺もみんなから解放されて、みんなも俺から解放された。

だから、本当は誰とも干渉しない方がいいんだと思う。

それが一番平和だと思う。

本当の意味で、全てに忘れ去られることは、凄く悲しくて、凄く幸せなことだと思う。

これからはその幸せを噛み締めて、自分の足で生きていこう。

人目を気にせず、惨めに、へろへろになりながら、ダサく弱く生きていこう。

だれも見てないんだから、勝手にやっていいと思う。

さようなら今までの皆さんと自分。

おかえり。