無題

今日も知らないふりで難を逃れた
もしそこで知っているとバレてしまえば
ボコボコの袋叩き とは言わないまでも
かなりだるい展開が待ってる そうだろ?
今日もめんどくさいから逃げた
友達に笑われるのが嫌だから逃げた
当たり前だろ?不必要だから捨てた
お前はのろまだって 要領よくやれって
言ってたのお前らだろ 嘘つくなよ

誰もいない部屋で 小さいディスプレイに向かって
文字を打っている 泣きたいけど誰もいないし
辛いけど隣人がいるから叫べないし
皆がいるから愚痴も溢せない
もうわけわかんねーよ
なんで生きてるんだろう
この先良いことあるのかな
いや きっとある
だけどそれもこれもその場凌ぎの継ぎ合わせでしかない
対症療法でしかない
それならきっともう俺は救われない
もう俺は救われない
生きてる意味ないだろ

あー言えばこう言う
俺だってお前だって
気休めを繰り返している
それでも一抹の期待を持って
明日にかけてる
だからベッドで寝る
それもこれも明日明後日に打ち砕かれる
そんな日々を何年も繰り返してきた
大好きな友達を酒を飲んで
高揚しては絶望した
深く深く突き落とされた
こんな日々はもう繰り返したくない
希望に似た何かを継ぎ合わせる日々なんて繰り返したくない

自分を守るために何回も他人を捨てるうちに
もう自分が誰なのか解らなくなった
誰も自分を知らなくなって
本当の自分なんて馬鹿らしい言葉言い飽きて
もう全部捨てたい 全部いらない
何もいらない
何もいらない
何もいらない
何もいらない
繰り返せば消えてくれるのかな

虚しくなった
これを打ち込んでいる自分に
もう終わりにしよう
終わりにしよう
さよならは言わない
悲しくなるから
さよならはいらない
悲しくなるから