2016-05-19 無題 きっと東京の空は 悪い色が増えていく一方 いっそなくなっちゃえばいいのに なんて呟いて 今日も赤い日の中あの日の誘惑は もうとうに忘れてしまったよ いつだって紡いだまま散らかった言葉が 寂しそうに君を眺めるだけだから言の葉一つずつ広い集めて 出来上がった呪文で魔法をかけて ガラス窓開けて高いところから 落ちていくイメージを反芻する