無題
どうやったら同じ季節
繰り返さないで済むのかな
きっと、あの日の間違いも正解も
もう一歩進めるように繋がるから
もう一つだけ僕に声をかけてよ
無題
赤い空に約束を放って
君がいた頃の記憶を
数えては捨てて
もううるさいよ
無題
僕も君も嘘をついたまま
時計の針は進んでいく
きっとあの場所に戻っても
変わらずに同じことをするんだろうな
いつだって過ちは似たようなもので
季節が変わる度君は泣いたり笑ったり
怒ったり喜んだりしながら
また季節が流れていくのは
悪くないな
曖昧なまま済ませた約束を
今日も揺りかごの上で待ってる
君はもう忘れてしまったかも知れないけど
さよならはまだ言い忘れたままさ
無題
季節はいつか終わる
時代もいつか終わるのに
僕はあの場所に取り残されたまま
死ぬのを待ってるだけ そうでしょ?
In Dreams
借りてきた借り物は
いつの間にか壊れてる
無題
季節を今日も捨てて
死んだふりをして
空を飛ぶ妄想
繰り返して