無題
転職した会社が楽しすぎて困る。
毎週末飲んでるし、皆と仲良いし、
新卒はいい子だし、恵まれてる。
何かに恵まれると、何かを失う。
全てを手に入れることは出来ない。
いつも痛感する。
そんなとき、何もいらないから、
あの子が側にいてくれたら、
と思う。
25歳になっても、こんなことを思ってる。
きっと、これじゃ駄目なんだ。
また、変わっていかなくちゃならない。
金が要る。生活を劇的に変えるには金が必要だ。
そのためには沢山学んで、仕事が出来るようになって、
沢山給料を貰う。俺にはそれぐらいしか考えられない。
効率が良く頭の良い人間からは馬鹿にしか見えないだろうけど、
俺にはそれしかないんだ。
悲しい。それでも生きていかなきゃいけない。
頑張るぞ。
無題
あの子の気持ちが分からない日は
あの子の好きな人の本を読んで
誰かを好きだったことを思い出して
今日を檻の中に閉じ込めて眠ろう
きっと
■
いつも思い出してしまう
貴方の笑顔とか一緒に過ごしたこととか
季節がどんなに僕を忘れようとしても
僕はこの世界にしがみついている
無題
貴方がどんな風に僕を苦しめたとしても
未来はいつもあるから、大丈夫さ
季節が変わるときにまた、一緒に笑おう
いつかは思い出になって、空に舞うさ