無題

可哀想だった。
自分が。
だから、
完璧に閉ざしてしまえば、
救われると、
思い込んでいた。
今も思い込んでいる。
そんなもんなんだと思う。
友情や愛情ってのは使い捨てで、
要らなくなったらお互いに
頃合いを見計らって捨てていくしかない。
それが可哀想に見えても、
それは事実だし、
言葉や文字にしないだけで、
皆が当たり前のように行っていることで、
ごめんなさい。
弱くてごめんなさい。
救われなくてごめんなさい。
さようなら。

無題

神様しか伝えられない言葉を
僕は音に乗せて歌い続ける
間違えてしまった日が在っても
きっと大丈夫って繰り返すだけ

完全に頭が狂ってしまったら
全てが終わってくれるだろうから
皆は僕のことを忘れて 綺麗に
それで幸せに生きてほしい

皆を困らせてしまった分だけ
償いを始めようと思うんだ
勝手な気持ちだから誰も渡せないけど
今はそれでいいと思ってる

17歳

懐かしい公園の前で
立ち尽くす君を見ていた
過去に縋りたいのは同じ
でもさ、前を見て!!
振り向くな!!!!!

始めから間違っていた
僕らの17歳はいつだって
歪んだ思春の昼下がり
思い返せば間違っていた
僕らの選択の意味は
大人になっても消えはしない
愛しい傷跡さ

懐かしい学校の前で
立ち尽くす貴方が居た
過去に縋れないのは同じ
不器用な君を…
連れ出すさ!!!

あの日から気が狂っていた
僕らの青春はいつだって
煩い…テレビが聞こえないな!!!
あの日からおかしくなった
僕らの未来はきっと
大人になったら気付くのさ
全て繋がるね!!!

始めから間違っていた
僕らの17歳はいつだって
歪んだ思春の昼下がり
思い返せば間違っていた
僕らの選択の意味は
大人になっても消えはしない
愛しい傷跡さ