無題

溢れかけた涙を堪えて

僕らは今 指切りをした公園にいる

そこには罪なんて存在しなくて

もう一度手を繋いで歩けたらって

 

妄想と現実は境界が必要なんだ

それを取っ払ってしまえば

人は狂うことを我慢できなくなって

犯罪を犯す 僕らが決めたルールだ

 

正解なんて何処にもないのに

まだ同じ場所に立って地面に円を描いてる

円周を図るために

異常に細かくした三角を計算し続けている