無題

死の意味を知っている人達が暮らす街
人に罵られることを嫌う人が暮らす街
誰が正しいのかも解らずに
何が幸せかを探し続けている

糸で操られた木偶のように
決められた動きを繰り返してる
美しい街の配列を取り出して
複製しては左側に寄せている

あの子だったかな 左耳が聞こえないらしい
その子の左側に立って罵声を連ねている
明日寝る場所のない乞食達が怒声を上げている
そんな君等に叱咤激励 糞の役にも立たない