2017-02-17 無題 貴方はヘッドフォンをしながら CASIOって書いてある鍵盤を叩いて そのまま寝てしまったんだ 縞々のワンピースが揺れていた涼しい日だった 空は晴れ渡っていて あなたの頬に乗る陽の光が眩しい このまま海に行ってもいいし 紅葉を眺めてもいいかもなんてずっと一緒にいれたらいいなって 僕と手を繋いで顔を近付けて 本当のことなんか何一つ知らないまま 甘いパンを頬張ってただ笑っている