無題

可哀想だった。
自分が。
だから、
完璧に閉ざしてしまえば、
救われると、
思い込んでいた。
今も思い込んでいる。
そんなもんなんだと思う。
友情や愛情ってのは使い捨てで、
要らなくなったらお互いに
頃合いを見計らって捨てていくしかない。
それが可哀想に見えても、
それは事実だし、
言葉や文字にしないだけで、
皆が当たり前のように行っていることで、
ごめんなさい。
弱くてごめんなさい。
救われなくてごめんなさい。
さようなら。