2016-11-05 無題 どんなに近づいても そこに貴方はいない 行かないでよ 君の頬を伝うものは 海だ どうしてそんな風に 涙を流すの 君は何も悪くないんだから 泣かなくていいんだよ ああ、いつか観た映画みたいに 上手くはいかないけど あの空と白い雲と 綺麗な空気があればいいでしょ どんなに近づいても そこに貴方はいない 行かないでよ 遠くなっていく 影を未だに追うさ いつも通りと変わらぬ日々の中で 僕らは 摩耗していく それでもまた会える日を楽しみに さあ