無題

レッテル。
日本人が何気なく、当たり前のように行う「他人へのレッテル貼り」。これがどれ程愚劣な行為か、分かってるやつと分かってないやつは半々ぐらいだろうか。
大抵のレッテル貼りの根源が、人を見下し、蔑んでいるということを高速かつ簡略化して行っている。
「〜は出来ない奴」
とレッテル貼りをしておくことで、今後その人間に何があっても、「お前はあれも出来なかったくせに」という論調になる。
実に醜悪なロジックだ。
レッテル貼りは最低で愚劣な行為だが、物事を簡略化するのには丁度いい。
まさに現代にフィットした行為と言える。
より汚く、愚劣な人間が、満足する地位を選べる。
レッテル貼りの様に愚劣な行為を当たり前のようにできる人間こそが、現代のリーダーだ。