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無題

錯覚の青い夏に取り残されたまま

遮光板越しの太陽を眺めて

珈琲を飲んで 煙草を吸って

また同じ場所で同じことをする

 

「変わらないと思ってるのは貴方だけ」

と誰かが言っていたけど 誰だっけ

短い黒髪とワンピースが揺れている

吹き抜ける風の香りが甘い様な気がして

 

思い出した季節はいつも手を繋いで

また触れようとしても死ねって言うだけで

宙ぶらりんの感情は弾けてしまいそうで

また知らない誰かと遊びに出掛けている