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無題

あの角を曲がれば全てがなかったことになる
17歳の夜遊びとか 20歳の馬鹿騒ぎとか
全て失っても良いと思えた だから
白線を跨いで またこの場所に来たよ

君が冷たいのも無理はない
俺は結局 俺だけが好きだった
問い詰められたら答えられない
俺は結局 自分だけを愛してた

冷たい風が突き刺さった
ように感じたのは俺だけだった
照りつける太陽の下で
入道雲の下で 凍えている

あの角を曲がれば全てがなかったことに
君と笑ったことも 静かな日曜日も朝も
それで良いと思えた 罰を受けよう
だから 今日だけ付き合ってくれても
いいんじゃないかな

二度と訪れない一瞬や
貴女との綺麗な風景を
シャッターの中に仕舞って
さよならを言うよ

あの角を曲がれば全てがなかったことに
17歳の頃の過ちや 20歳の頃の青さや
だけどきっと それで良いんだと思う
良いもクソもなくて 空は澄んでいて