無題
大衆に認められる能力がある人は素晴らしい。
罵詈雑言に耐えられる人は強い。
シンプルな話なのに、簡単には出来ない。
俺には出来なかった。
何か、夢を叶えるなんて、到底。
故郷へ帰った友達は、今が幸せだと手紙をくれた
明日で今の現場が終わり。
好き放題やらせて貰ったし、めっちゃ勉強になった。
because of melody
夕暮れはお別れに似てるから
あんまり好きじゃないよ
小さい頃 君が言った言葉
まだ胸に刺さってる
どんなに季節が過ぎたって
忘れるはずないのに
君の手の感触や輪郭は
もうぼやけて海の向こう
なんでさよならって言ったの
そんなの分かってる癖に ピアノの音
頭の中から鳴り止まない 壊れたステレオ
そんなの分かってる癖に メロディのため
夕焼けは死んじゃった人を思い出すから
いつか君が言っていたね
そんな大切な詩を
僕は薄暗い部屋
キーボードで書き写している
いつか君は言ったね
忘れないって
そんな嘘だって
何年も経てば
忘れてしまう
なんでさよならって言ったの
そんなの分かってる癖に ピアノの音
頭の中から鳴り止まない 壊れたステレオ
そんなの分かってる癖に メロディのため
全ては貴方が愛したメロディのため
■
曲も最低な一日をベッドの上で
転がる毎日と貴方の横顔が
憂いで曇ってしまう前に
晴れた日に出掛けよう 急いで
なんか今日も駄目そうだけど
クソみたいに青い空が扇動して
次の日を照らしてくれるはずだから
あの坂道は一緒に上り切ろう
無題
どうやったら同じ季節
繰り返さないで済むのかな
きっと、あの日の間違いも正解も
もう一歩進めるように繋がるから
もう一つだけ僕に声をかけてよ
無題
赤い空に約束を放って
君がいた頃の記憶を
数えては捨てて
もううるさいよ
無題
僕も君も嘘をついたまま
時計の針は進んでいく
きっとあの場所に戻っても
変わらずに同じことをするんだろうな
いつだって過ちは似たようなもので
季節が変わる度君は泣いたり笑ったり
怒ったり喜んだりしながら
また季節が流れていくのは
悪くないな
曖昧なまま済ませた約束を
今日も揺りかごの上で待ってる
君はもう忘れてしまったかも知れないけど
さよならはまだ言い忘れたままさ