無題

きっと誰にも理解できないだろう
神様は泣いて喜んでいるだろう
明日は誰にも分からないのさ
それでも日々は過ぎていくだけさ

その涙は誰のために流しているの
その瞳は未来を見つめるためにあるの
分からないから一つずつ教えて欲しい
そして、僕に答えを教えて欲しい

願いは一つだけさ
誰かに愛されたいだけなのさ
それだけの願いが
なぜ叶わないの

時計

神様はとうの昔に死んでしまった
そういう事にしてくれないか
そういう事にしておかないと
気が狂ってしまいそうなんだ

退屈は無限に繰り返される
生きている限り
こんな幸せなことがあるのか
って思ったあとに辛いさ

時計の音がうるさいな
アラームの音はもっとうるさいな
誰か俺の代わりに止めてくれないか
頭がおかしくなりそうなんだ

労働

働きたくない。
特に肉体労働が嫌いだ。
だけど、頭脳労働もまた
面倒であることを
俺は知ってる。
結局、肉体から離れられない
以上、頭脳労働と呼ばれている
ものも肉体を使う。
マウスやキーボードを使えば、
指や手首が疲れる。

肉体労働から完全に逃れられない。